チャーリーについて

andCharlieのモデル、チャーリーについて。

チャーリーは2013年10月16日生まれ。同年の12月に我が家へやってきました。

ブリーダーさんの所から我が家へ帰る途中まだ小さいチャーリーを抱き『あ、大変な選択をしてしまったかもしれない…』と不安に押しつぶされそうになった事を鮮明に覚えています。

私のお腹にへばりつくチャーリーが鉛の様にずっしりと重く、ジリジリと私のお腹の底から緊張が沸き上がってきて腹痛のまま帰宅しました。見た目は少し大きめの毛玉みたいでふわふわなのに。。

それから半年は、子犬を育てるという事があんなにも大変だと思わず楽しかった記憶が正直あまりないです。もっと写真と動画を撮っておけばよかったです。。

机やソファをガジガジに噛むことはいいのです。良くはないけどすぐに諦めがつきました。いい機会だしチャーリーが成長したら新しく買い替えようと。歯が生え始めて痒いもんね、と。ただ、ずっと見張っていたのに5分寝落ちしてしまった間によりによってマンションの壁をガリッガリに噛まれた時は泣きました。。ワァーーーー!!っと溜まってたものを吐き出す様に声を出して泣きました。なぜずっと見張っていたのに寝落ちしてしまったんだと。今なら笑えるけど当時は本気で泣きました。

毎日毎日夜泣き(夜鳴き)をするチャーリー。疲れて寝るかな?と思っても、フレンチブルドッグの頑固さを遺憾なく発揮してひたすら泣き続ける!ケージトレーニング中だったからチャーリーは寂しかったんだと思います。

ただその当時私は飼育本の【泣いても我慢!ここで根負けすると泣けば出してくれると勘違いしてしまいます】を頭に叩き込んで忠実に守っていました。
でも本当に毎日毎日飽きずに泣き続ける。睡眠不足が続き、こんなに大変なら迎えなければ良かったのかもしれないと一瞬思ってしまいました。そしてすぐにそんな事を考えてしまった事がチャーリーに申し訳なくて申し訳なくてまた泣きました。

こんなに大変だと思うのは自分だけなのか?と思いネットで検索すると『パピーノイローゼ』というワードを見つけ、自分だけではないと少しだけ心が軽くなった事を覚えています。

あとはケージトレーニングを一旦中断した事も私にとっては良かったです。
一向に泣き止まないチャーリーに、ある時ふと『そりゃ泣くよね。まだ赤ちゃんなのにお母さんと離れて寂しいよね。そりゃ泣くわ。』と思いました。その日からチャーリーのケージの横で寝ました。今日から私がチャーリーのお母さんだからね、ここがチャーリーの家だからね、と声をかけここが安心する場所だと思ってもらえるようにしました。

生後半年以降は皮膚アレルギーとの闘いの記憶です。一番酷い時は全身の3分の2程の毛が抜け落ちて真っ赤、カサブタだらけという状態でした。 

以下の写真でもまだ良い状態です。写真を撮るという余裕がなかったのか、探したけど一番辛い期間の写真がありませんでした。(『それ、なんて機種?』とけっこうな頻度で聞かれていた程化石携帯の持ち主だった為、私が撮影した写真はほぼ黄色いです‥泣)

アレルギー検査で陽性反応のあったカーペットやぬいぐるみを全て捨てたりと、皮膚改善に努めました。(このカーペットやぬいぐるみの件がフレンチブルドッグの服を作り始めたきっかけとなります)

何軒も病院を変え本当に色々試しました。いくつか効果がありましたが、最終的にチャーリーの場合は漢方で体質改善する事に成功しました。当時インスタをやっていなかった私はとにかくネットで毎日検索して良さそうなものを見つけては取り寄せるを繰り返していました。(もし今アレルギーで悩んでいてこのブログを見つけた方は、お住まいの近くで東洋医学を扱っている病院があれば、試しに話を聞いてみるだけでも良いかと思います)

藁にもすがる思いで訪れた病院先で、毛のないチャーリーを見て先生が『数か月後にはたてがみができるよ』と仰ってくれました。チャーリーにたてがみ!?と思ったのですが、数か月後にはフサっと毛が生え始め、今ではフッサフサになりました。

先に記述した通り、andCharlieはチャーリーの酷いアレルギーをきっかけに始めました。毎日血が出る程掻きむしるチャーリー。全身のカサブタが剥がれない様に服を着せていたのですがまずサイズが合わない…そしてアレルギー検査で陽性が出た繊維が気になる…やはり国産の綿100%の服がお肌に優しいのでは?等々考え始めた事がきっかけです。

それからは、たまに体調が悪くなるものの今ではすくすく大きく育ってくれました。ただチャーリーの皮膚アレルギーは獣医さん曰くフレンチブルドッグ特有の生まれつきの遺伝だろうとの事で今でもよく痒がります。が、少しずつチャーリーの痒みにあった対処の仕方がわかってきたので以前の様に長引いたり悪化する事はなくなりました。それでもまだまだなのですが…

大変だった事ばかり書いてしまいましたが、この大変さが吹っ飛ぶくらい可愛くて大切な存在です。それに面白くて毎日笑わせてくれます。(フレンチブルドッグっていちいち面白い選択をしますよね)

本当に怖いくらい可愛くて面白い大切な家族ですが、特に健康面で大変な思いをしている方はとても多いと思います。楽しいことばかりではなく現実的な問題・皮膚アレルギー対策等についてもこれから書いていきたいと思います。

不定期ですが更新していくのでまた読んで頂けると嬉しいです。それでは今度ともどうぞよろしくお願い致します。

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